こんにちはたけです。
今日は接客業について語っていきます。
昨日、美容室に行ってきまして僕の隣で髪を切っている美容師さんの接客について
「う〜ん・・・」
と思ったのでこの点についてお話しします。
美容師の方に限らず、接客業に携わる人にとって少しでも参考になれば幸いです。
昨日の状況について
20代半ばくらいの男性美容師さんが大学生の男の子の髪を切っておりました。(会話の中で言っておりましたので)
また、会話のやり取りを聞いている限り、常連さんという感じの仲の良さは見受けられませんでした。
上記の状況を前提にお話しします。
とにかく話すことが接客だと思っている
そのお客さんは明らかに会話を楽しめておりませんでした。
店員さんが色々と話していても簡単な返事で済ませ、会話を広げようとはしておりませんでしたし、声のトーンから「会話をしたくない」という雰囲気が出ておりました。
それでもひたすら店員さんの方が話しかけてましたね。
たまにお客さん側も話を広げようと頑張って返事をしておりましたが、お金を払って髪を切ってもらっている側の人に対して気を遣わせるって何事かと思いました。
僕なんかもそうですが、美容室に行っても必要以上に会話を求めておりません。
多くの店員さんは察してくれてあまり会話を振ってこないですね。
(別に僕が冷たい態度を取っている訳ではありませんよ。)
きっと店員さんも相手の顔をキチンとみて顔色を伺ったりしているからなのだと思います。
そういうのも見ずに「自分が話したいから」だとか「接客業だから話さなきゃ」だという思い込みは誤っている行為かと思います。
美容室に来るお客さんからしたら「髪を切りに来た」というそれだけの目的で来る人も居るので店員さんも「どうにか会話をしなくては」と必要以上に思うことは無いのだと考えております。
また、美容師さん以外でも洋服屋の店員さんとかでお客さんが入店したらすぐに話しかける人とかも同様です。
お客さんが困ってそうだとか、しばらく同じ商品を眺めていたりとかお客さんの雰囲気を察して話し掛けるのがスマートな接客かと思います。
「お困りでしたらお声かけください」くらいのジャブを打って、お客さんの反応から
「この人は、一人でじっくり見たい人だ」
「この人は、店員と商品の情報を話しながら一緒に決めたい人だ」
とか分かってくると素晴らしいと思います。
お客さんに「本当はじっくり見たいのに・・・」と思わせて購買意欲を削いでしまったら意味がありませんからね。
番外編:タメ口
これも先ほどの美容師さんとの会話で気になったのですが、お客さんが年下だからといって親しくもないのにタメ口ってどうなんでしょうか?
(その大学生は敬語を使って話していました)
また、社会人経験があるからって偉そうに上から目線で物事を語っているのも個人的に気に入りませんでした。笑
社会人の大人が小学生に言うならまだしも、20代半ばの人が大学生に言うのって・・・
全部が全部悪い訳ではありませんが、先ほども言っていた通り「お客さんの顔色」によってでしょうか。
その情報をお客さんが求めているのなら語るのは結構だと思います。
ただ、そこまで年の差も離れていないのに、ましてや対店員とお客の関係でタメ口で話すのは個人的には嫌ですね。(気の知れた仲ならともかく)
こういうお客さんとの距離感についてもキチンと理解しなきゃいけないなと思った光景でした。
すみません、また愚痴っぽくなってしまいましたね。
接客業において「こういう接客が絶対正解」というのは無いと思っておりますが、逆に「これはちょっとダメかな」という点は色々とあるとも思っております。
僕も偉そうに言えた立場ではありませんが、良い接客を受けた経験だったり、日頃から周りをみて学んでいく必要があるのかも知れませんね。