こんにちはたけです。
今日のテーマです。
強要する行為から学ぶもの
多くの人がされて嫌だと思うはずなのに、ついついやってしまう。
そんな強要から学べるものについて書いていきます。
強要するまでの流れ(Tさんの証言より)
というか僕の例です。
僕は以前からアニメをよく観ておりました。
なのでもちろん、人に薦めたいアニメもあるわけです。
一方、嫁はそこまでアニメが好きというわけではありません。
(僕がアニメを観ていたら何となく一緒に観てくれる程度の興味レベルです)
そんな嫁に「このアニメ面白いから観てよ!」って言ったこともあります。
でも全然響かないんですよね。
全くアニメに興味のない人に言っても無駄なのは分かるんですが、そういうわけではない人に薦めてもダメな時ってあるんだなと実感しました。
なぜ強要するのか
自分がよかったと思うものを共有したいという欲求ですね。
言い換えるなら自己満足でしょうか。
「自分が良いと思ったものを知らないままでいるなんてもったいない!」
「この感動を教えてあげなきゃ!」
こう聞くと本当に自分勝手な意見ですね・・・
当人はよかれと思って伝えてるんですが。
頭では分かっていてもついついやってしまいます。
自分がされたらどう思うのか
逆の立場の話です。
僕が強要されて嫌なことって何かなと考えました。
僕の場合は食べ物の強要ですね。好き嫌いが多いので・・・
(好き嫌いというか食わず嫌いでしょうか)
例えば
「パンはパンでも食べられないパンは?」
と聞かれたら僕は
「ぶどうぱん」
と即答するくらいにレーズンが苦手です。
レーズン以外にも海鮮系や漬物とか苦手ですね。
分かりやすく言えば子供が好きそうな食べ物が好きで大人が好きそうな食べ物が苦手という感じです。
お子ちゃまの舌です。
そんな僕が言われて嫌なことですが、食事中に
「これ美味しいから食べてみて」
ですね。
彼女や嫁に
「私のこと、どこが好きなのか100個言って♪」
と言われるのと同じレベルで嫌です。
世の中の知らない食べ物を知ってみたい!
という食に対しての向上心が絶望的に低いので、僕が「これはちょっと・・・」
と思ったものは無理して食べなくてもいいと思っております。
ですが「あの店のラーメン美味しいから一度食べてみて」といった具合なら全然良いのです。ラーメンは好きなので・・・
勧める側の人からすれば
「こんな美味しい食べ物を知らないなんて損だよ!」
という善意から来ているのかも知れませんが、僕にとっては全くありがたくないのです。
ブーメランという自覚
上記の例、果たしてどうでしょうか。
完全にブーメランですね。笑
僕がアニメを勧める行為が相手にとって、こんなにも迷惑がられる可能性が秘めていると思うと恐ろしいです。
僕の好き嫌いの例は極端かも知れません。
ですが相手の心を動かせていないのなら少なくとも出過ぎた行為だったのでしょう。
強要を押し切ることができる場合とは
ある程度興味のあるものしか人に勧められても受け入れられないと仮定して話をします。
ですが、それを覆す場合ってどんな時かなって考えてみました。
勧めてきた相手を尊敬している
「この人のようになりたい!」
「この人のいうことなら間違いない!」
といった尊敬の眼差しでみている人から勧められたら無条件で従いそうですね。
勧めてきた相手に好意を持っている
「この人に気に入られたい!」
という感情からくるものですね。
恋人や家族、親友といったある程度心を許している人ではそのようにはいきません。
まだ仮面を被った緊迫状態にある人でなくては効果は発揮しませんね。笑
まとめ
幼いころから「人からされて嫌なことはするな」と言われてきました。
でもそれって「人がされて嫌なことってなにか」というのを理解している前提ですよね。
親だったり学校の先生、部活の先輩などに色々と教えてもらえるかも知れませんが、社会に出たら注意してくれる人は激減します。
では社会に出る前に「人がされて嫌なこと」のほとんどを学べるのか?
といえば違います。
むしろ社会に出た後の方が学ぶべきことは多いです。
学生時代までに良い悪いの「基礎」は教えてもらえますが、それでお終いではありません。
教えてもらってきた基礎をもとに「自ら学ぶチカラ」が社会では必要です。
平均寿命から考えても社会人になってからの方が人生は長いですからね。
とはいえ偉そうに語っていますが僕も嫁にアニメを勧めていますけどね。笑
まだまだ僕も勉強不足です。