こんにちはたけです。
今日からブログも二ヶ月目に入りました。
長かったような、あっという間だったような・・・
そんな感じでしょうか。
ただ、サイト内の記事が増えていくことによって少しずつ「それっぽく」見えてきたのが楽しみでもありました。
これからも継続していきます。
さて、今日のテーマですが「ルールを守るだけが本当に正しいのか?」ということについてお話しします。
意味が少し分かりにくいかも知れませんが、
先日「信号が青になって横断歩道を渡ろうとした子供が車に跳ねられてしまった事故」がありました。
本当に気の毒です。
情報によると意識不明の重体とのことですが回復してくれるのを願っております。
この事故がキッカケになり今回のテーマについて書こうと思いました。
結論ですが、信号が青になった瞬間に横断歩道を渡る行為は本当に危険です。
信号が黄色か赤の微妙なところで自動車が交差点に入ったとします。
大きい交差点だと横断歩道の信号が青に変わってもその車が交差点を通過できていないシチュエーションをたまに目にします。
決して珍しい光景ではありません。
ルールを守っていればそれで良い?
今回の事故について運転手側の人を擁護するつもりはありませんが、ルールを守っている側も過信するのは危険です。
信号が青になった=進め。
は間違いです。
正しくは「進むことが出来る」です。
僕も今は一児の父ですが子供が大きくなった時には口だけで信号のルールを説明するのではなく、実際に交差点に行って「こーゆー事が起きるかも知れないから信号を渡る時は必ず左右を確認する」というのを説明しなくてはいけませんね。
間違っても子供へ説明する際に「信号が青になったら進んでもいいんだよ」なんて簡素な説明だけは絶対に避けるべきです。
キツイ言い方ですがとても無責任で危機管理の欠けた発言です。
ルールを守らない方が悪い。
だからルールさえ守ってればそれで良い。
もし何かあっても相手が悪いんだから別にいい。
ちょっと知恵が付くと子供はこんな思考になるかも知れません。
ルールを守らない方が悪いという点に議論の余地もありませんが、痛い目に遭うのが自分側という可能性を秘めているのなら「ルールを守る=正解」という考え方は危険だと思います。
仕事に置き換えて考える
例え話です。
社内Aさんがミスをする。(つまりルールを守らない行為)
そのミスに別部署のBさんが気付いたが「元々、私がそこをチェックするルールになってないし放っておこう」と考える(一応、ルールは守っている)
結果、そのミスが大ごとになって社内で問題になる(事故が起きる)
といった事も可能性としてはあると思います。
ルールを守ったBさんは交通事故の例とは違って確かに自分は直接痛い目に遭ってないでしょう。
「悪いのはAさんだし私は関係ない」
と考えるかも知れません。
でもやっぱりBさんが所属している会社が損失している以上、全く無関係とは言えないはずです。
交通事故の話と状況は違うにしてもやはり「自分はルール守ってるからそれで良い」みたいな判断は賢いとは言い難いと僕は思います。
まとめ
仕事をしていると「ダブルチェック」という言葉をよく耳にします。
誰か一人がきちんとルールを守ってさえいれば良いのではありません。
誰かがミスをしたとしても別の誰かがチェックをしてミスを食い止める役割がダブルチェックにはあります。
交通事故も同じことが言えると思います。
もちろん周りがどんなに注意しても防ぎきれない事故もあるでしょう。
でも実際、周りの人が「もっと」注意出来ていれば防げた事故だって沢山あるはずです。
繰り返しになりますが、ルールを破っている人を擁護するつもりはありませんよ。
そして全員がルールを守るのが一番望ましいです。
でももし、一部の人がルールを破ったとしても、周りの人が注意していれば事故にならないケースがあるのも事実です。
このようなケースにおいて先ほどの「ダブルチェック」と同様の効果が発揮すると思います。
(「危機一髪で事故を防げた数」というデータが存在するのなら見てみたいですね)
最後になりますが、今回のような悲しい事故が少しでも減れば良いなと願っています。
それと同じように自動運転の技術がもっと進歩すれば良いなとも思っております。
ですが、技術の発達を過信して人間側の意識が低くなるのでは意味がないでしょう。
交通事故の話に限らず、「ルールを守るだけが全て」ではないのだと多くの人に共感してもらえたら幸いです。