こんにちはたけです。
あと半月で2020年が終わりますね。
ブログを始めたことがキッカケで生活スタイルが大きく変わってきたのは良いことだと自身に言い聞かせております。
今日のテーマです。
裁判でよく聞く精神鑑定について
凶悪な事件が起きる度に「精神鑑定が・・」というのを耳にしますね。
この辺りについて僕の考えを語ってみます。
精神鑑定の目的
これは当人に「責任能力」があるのか判断する目的としています。
- 責任能力がない
- 限定的に責任能力がある
- 完全に責任能力がある
簡単にいうとこの3パターンに分かれるそうです。
世間のイメージ
ニュースのコメント欄をみる限り、事件を起こした犯人の「救済措置」のイメージが強いようです。
僕自身もそう思ってました。
凶悪な事件を起こしても精神的に異常のある人だと鑑定してもらえれば罪が軽くなるんじゃないか?
犯人自身もそう思っている人は少なからずいるのかも知れませんね。
運転中に突然病気が発症したら?
調べていたら「決して犯人の罪を軽くする為のものではない」というのがわかりました。
例えば
自動車の運転中に何かしらの病気が突如発症。
運転不能なまま歩行者を跳ねて命を奪ってしまった。
という事件が発生したとします。
もちろんどんな理由があろうと人を殺めてしまったことに対して「仕方ないよね」で終わらせる話ではありません。
ただ、飲酒運転や居眠り運転で人を轢いて命を奪ってしまった人と同じ罪なのかというとそうあるべきではないですよね。
こういった事件が発生した時に「この人は本当に病気だったのだろうか?」という鑑定が入って責任能力を判断するそうです。
精神疾患も当てはまる
確かに事故の例は理解できるけど、凶悪殺人をする人とはまた別の話なんじゃないか?
と思っていました。
ですが「精神疾患」の場合も当てはまるそうです。
「みんな私のことを酷い目に遭わせようとしている」といった被害妄想。
そして幻聴や幻覚が起因して突発的に暴力的になって事件を起こしてしまう・・・
そんな状態で事件を起こした加害者に責任を問えるのか?
こんな場合を想定したら確かに精神鑑定は必要なのだと思いました。
個人的な感想
ただ、精神疾患を患っているというのが周知の事実ならば身寄りの人が責任を持って管理する必要もあるのかなとも思いましたが、この辺は難しい問題な気がしますね。
責任能力のない赤ちゃんが凶悪事件を巻き起こしたら、親の責任になるのでしょうかね?
精神疾患を偽る行為
殺人事件の裁判で死刑判決を言い渡された被告人がその場で大暴れしたというニュースを耳にしました。
このニュースを聞いた時に
「精神鑑定によって責任逃れを期待しているのか?」と思いました。
というか殺人事件を起こす時点で精神的に異常があるのは間違いないのですけどね。
ただ、「精神状態を偽る行為」は難しいそうです。
当事者以外の身近な人にヒアリングしたり、心理テスト、脳波を取ったりする場合もあるそうです。
多くの専門家が携わり、色々な証拠を総合して結果を出すという流れですね。
特に世間を騒がせたような事件ですと鑑定にも時間を掛けるので、
精神疾患を装う行為は通用しないそうです。
僕自身、精神的なものって曖昧で当人の発言でどうにでも偽れるんじゃないかな。
って思っていましたがそんな甘くないみたいですね。
僕が想像している以上に色々な工程を踏んで慎重におこなわれているというのが分かりました。
まとめ
今回のテーマって今まで僕が何となく知ったつもりでいた事を
「本当のところはどうなんだろうか?」
と疑問に思ったのがキッカケでした。
実際に調べてみると新たな発見が結構あるものですね。
前にもブログで書いたこともありますが「思い込み」って良くないなと改めて思いました。
疑問に思ったことや何となくの知識で見過ごしていることを調べる。
そういう癖を付けて物事を多角的に見れるようになれば次の成長に繋がるのだと僕は思っております。
今回の記事は勝手ながら以下の記事を参考にさせていただきました。
ありがとうございます。