パパの育休ってどのくらいの期間がベストなんだろうか・・・
「人それぞれ」と言ってしまえばそれまでなのですが・・・
個人的に考える一つの答えがあるので今回はそのお話をします!
・育児と仕事のバランスを考えている人
・育休中でも収入をなるべく減らしたくないと考えている家庭
・育児の大変な時期をサポートしたいと考えているパパ
【結論】半年の取得がオススメ
タイトルの通り、半年の育休取得が個人的におすすめしたい期間です。
男性の育休期間としては結構長い気がするけど・・・
どうして半年なの?
確かに男性の育休としては少し長い期間という印象がありますよね。
実際、厚生労働省が2023年1月に調査した結果ですと男性の育休取得日数の平均は「40日前後」という結果が出ています。
半年となると平均の約5倍ですね。笑
半年取得してほしい理由は大きく2つあります!
【理由1】赤ちゃんが夜まとまって寝れるようになる
まとまって寝るというのは、つまりどういうこと?
生後間もない赤ちゃんは長時間の睡眠ができません。
特に0〜1ヶ月の赤ちゃんは眠りが浅く、夜でも一時間に一回起きちゃうなんてことも当たり前です。
うーん・・・
それは結構キツイかも・・・!
いくら仕事を休んでいるママだとしても夜に疲れを取れないのは本当にキツイでしょう。。。
出産で体力が落ちている状態ですので尚さらです。
この特に大変な時期に旦那さんも育休取ってくれると本当に心強いです!
「パパは次の日も仕事だから、夜中に起こすの悪いなぁ」
なんて気を遣う必要もないね!笑
ただ正直な話、この時期は二人で全力育児してもキツイことには変わりないんですけどね。笑
ですが、ママがワンオペしなきゃ駄目という状況に比べたら本当に助かります。
(精神的にも肉体的にも)
そして本題ですが、生後6ヶ月くらいになると夜も長時間寝てくれるようになります。(早い子で4ヶ月くらい)
この時期くらいまでパパが育休を取ってくれていたら負担もかなり違ってくるはずです。
夫婦そろって夜にちゃんと寝れるというのがどんなに有り難いことか・・・笑
奥さんも早く職場復帰したいという場合でも、「半年」というのは一つの目安になるかと思います。
【理由2】育休手当が減額されない期間である
※ここで言う育休手当とは「育児休業給付金」のことです。
ざっくり言うと・・・
育休を開始してから180日(半年)までは給与支給総額の67%もらえる。
それ以降は50%に下がるということです。
なるほど。
「育休手当が減額されるタイミングで職場復帰する。」
そうすれば家計への負担が少ないね!
なるべく長期間の取得をしたいけど、家計のことも心配・・・
そいういう場合のベストな期間が「半年」と考えております。
また、実施時期は未定ですが支給額が増額する案も出ているので今後は更に育休が取りやすい社会になりそうですね。
(支給額が67%→80%に)
【注意点】育休手当には上限額、下限額がある
収入が高めの人は注意が必要です。
以下、参照ください。
給付率 | 支給上限額 | 支給下限額 |
67%(180日目まで) | 310,143円 | 55,194円 |
50%(181日目から) | 231,450円 | 41,190円 |
育休開始前の月給が約46万円を超える人が該当します。
個人的には羨ましい悩みですね。
また、給付金の算出方法について気になる人は以下の記事を参照ください。
まとめ
今回は少し短めですが、育休の期間について書かせていただきました。
冒頭でも触れましたが、男性の平均取得日数が40日前後というのが現状です。
家庭や仕事の事情がそれぞれの世帯で違ってくるのは理解しております。
それでも、個人的にはもっと長期間取得できるのが当たり前になる世の中になればと願っております。
・産まれてくる子どものこと
・出産するママのこと
・仕事をしているパパのこと
・お金のこと
これらを総合的にみて、夫婦でベストな期間を考えてもらえたら幸いです。