「旦那さんに育休を取ってほしいですか?」
そういうアンケートの結果をみたところ、一定数「取ってほしくない」と答える奥さんがいらっしゃるそうです。
(ネットで検索して、いくつかのサイトで見かけました。)
その理由とは…!?
大きく分けて2つの理由がありました。
1つ目が「収入面」、そして2つ目が「旦那さんへの育児に対する不安」でした。
2つ目ってつまり…
育児をきちんとやってくれないとか、家事ができないとか…
旦那さんの姿勢やスキルの問題かしらね。
えぇ…
「旦那の世話もしなきゃいけない」みたいな意見が多かったです。
収入面についてはある程度、理解できるのですが…
旦那さんへの不安についてはどうにかできないか?
そう思って、今回の記事の執筆に至りました。
本当は育休を取ってほしいのに、こういった理由で諦めている。
この問題をどうにかできないか?
ですので、今回は「育児に非協力的なパートナーについての対策」をテーマにお話していきます!
育児が始まっている人でも参考になるかと思います!
・キチンと協力して育児ができるのなら、パートナーにも育休を取ってほしいと思っている人。
・パートナーに育休をとってほしくない理由は「金銭面以外」が主な理由である。
・パートナーの「やる気やスキル」が原因で育児に悩んでいる人。( or 悩む未来が見えている人)
【これができるならベスト】出産前に夫婦で話し合っておく
具体的にはどんな感じでするんだい?
話し合いというと、ちょっと固い感じに聞こえますね…
まず、互いに育児に対する考えを知るのが大切です。
結構大事なポイントなのですが、お互いが冷静なタイミングで話し合うのが良いです。
かしこまって話すのではなく、雑談レベルでもOKですよ。
知っておきたいポイントは…
① そもそも育児ってどんなことをするのかを整理する。
② その中で特に大変そうなことって何かを考える。
③ その大変なことを「夫婦でどう乗り切るか」を話し合う。
ここである程度、パートナーの育児に対する考えが見えてくるかと思います。
ここで本音をぶつけ合いたいね!笑
この時点でお互いの育児に対する温度感にズレがあるなら詰めておくのが大切です。
育児が始まる前なので、イメージが湧かない部分もあるかも知れませんが本当に大切です。笑
育児が始まってない段階だからこそ、本音で冷静に言い合えるはずです。(育児が始まったら冷静ではいられません。笑)
例えば、仕事をしている旦那さんに対して…
「仕事で疲れているとは思うけど、お風呂と寝かしつけはお願いできそう?」
といったように具体的にイメージしてもらえるような話ができればベストかなと思っております。
でも、事前の口約束だけで本当にやってくれるかしら…
もちろん確証はありませんけどね。
ただ、事前に言っていたか言っていないかでは結構違いが出てくるとは思っております。
少なくとも自身だったら「前に約束したし、やらなきゃな!」って考えます。
もし、事前に決めたことを自身がやっていなかったとして奥さんから「前に約束じゃん!」なんて詰められたら、やらざるを得ないです。笑
【未来のパパの主体性を高める工夫】行事に同行してもらう
行事というのは具体的になにかしら?
例えば「妊婦健診」や市区町村が開催している「プレママ・パパの教室」ですね。
主語が大きいかも知れませんが、妊娠しない男性は女性に比べて「親になる自覚」が薄い傾向があります。
(もちろん、そんなことない人もいるのは理解しております。)
そんな将来のパパにも育児関連の行事に参加してもらおうという対策です。(参加という言葉が良くないかも知れませんが)
ふむふむ。でも「妊婦健診」って病院によっては平日の場合もあるよね。
平日に仕事をしている男性はどうするの?
個人的には「有給を取ってでも同行すべき」と考えております。
正直、検診自体は夫婦そろって行く必要があるかといえばないのでしょう。
男性が行っても何をするわけでもありませんからね。
じゃあなぜ、行く必要があるの!?
これは理屈ではなく完全に精神論ですが…
「二人の子どものことなんだから同行するのは当たり前」
それだけです。
ここまで言って渋るようなパートナーはちょっと黄色信号かも知れません。
余程の理由があって、奥さんも納得できる内容なら構いませんが…
こういう出産前からの姿勢が育児本番でも現れてくると思っております。
先にも少し触れましたがプレママ・パパの教室(勉強会)なんかも市区町村で開催している場合があります。
こういった行事も夫婦で参加して
「自分も父親になるからもっと自覚を持たなくちゃなぁ」
と考えてもらえるキッカケにしてもらえればと思っております。
こういった方向から育児への自主性を高めてもらうのも一つの手だと!
【すでに育児が始まっている人へ】夫婦で役割を決めてイライラを解消する
今現在、育児がスタートしていて夫婦間での育児のバランスに悩んでいる人に向けての対策です。
そもそもなぜ相手にイライラするのか…?
個人的には「相手に期待をして、その期待に応えられていないから」だと思っております。
確かにそういうのもありそうだね。
例えばこんな経験はありませんかね?
自分が皿洗いをしている最中、パートナーがスマホで漫画(呪術廻戦)を読んでいる。
→その時間で子どものオムツを替えたり、洗濯物を干してほしいわ。
自分が子どもをお風呂に入れている最中、パートナーがスマホでゲーム(ウマ娘)をしている。
→その時間で夕飯の準備をしてほしいわ。
よくありそうなシチュエーションだね…!
自分が育児や家事をしている最中に相手がダラダラしていたら嫌な気分になる人は多いのではないでしょうか。
じゃあ、イライラしないためにどうすべきか…
最初から期待しなければいい。
なんだかとても冷たく聞こえるね。
冷めきった夫婦みたいなのを想像してほしいわけじゃないんですけどね。笑
むしろ、良い夫婦関係を継続する為にも必要な考え方かなと思っております。
本題の対策ですが…
「パートナーにお願いしたいこと。自身がやることを互いに共有しておく」というものです。
こういった役割を事前に決めておけばイライラはかなり減るのではないでしょうか。
互いにやることをやっていれば、ダラダラしている瞬間があっても気にならないかもね!
わりと単純な対策ですが、けっこうオススメです。
以下は一例ですが役割を決められそうなことを書いてみました。
是非、参考にしていただけたらと。
【家事】
掃除機がけ
トイレ掃除
玄関掃除
お風呂掃除
洗濯物関連
食事の準備
食器洗い
買い物
【育児】
入浴
歯磨き
寝かしつけ
離乳食作り
爪切り
主体性のあるパートナーで、何も言わずとも気が遣える人なら問題ありませんけどね。笑
自分を含め、そんなカンペキな人は人は少ないでしょう!
【番外編】仕事をしている旦那さん目線の話
自分は仕事をしているし、家に帰ってきたあともわりと育児をしているつもり。
それでも妻はまだまだ不満みたいなんだよね…
まさに、第一子目が産まれたあとの自分はこんな感じでしたね。笑
その後、「育児の役割」を決めることで落ち着きました。笑
(主に寝かしつけが自分の担当になりました。)
そこで思ったことが一つあります。
もし、二人目ができた場合は育休を取ろうと…
二人目が産まれた場合、
「今のまま仕事をしていて、育児と両立できるのだろうか?」
ここに自信があまり持てませんでしたね。
自分なりにうまく両立できるだろうとは思ってました。
ですが、パートナー目線ではどうかと聞かれると未知数でしたね。
そこで決断したのが…
仕事と育児の両立ができるか不安なら、いっそ育休取って育児に全振りしよう。
仕事もしなきゃいけないし、育児のことも考えなきゃいけない…
そう考えたときの解決方法が育休でした。
なので、自身の場合は奥さんとも相談せず勝手に一人で育休取る気満々で臨んでました。笑
実際、二人目が産まれた際に一年の育休を取得したわけです。(その後、半年延長してますが)
育児と仕事の両立なんてできるのかな?
自分は育児をしているつもりだけど、妻からしたら足らないみたい…
仕事の方でもストレスがあるのに大変だよ…
こう考える男性はぜひ育休の検討も有りかも知れません!
育休を取る際の流れについては以下の記事で解説しております。
気になる人はぜひ読んでいただけたら幸いです。
まとめ
今回は、夫婦間の「育児に対する温度感の差を埋める」お話をさせていただきました。
お金以外の理由で「パートナーに育休取ってほしくない」と考えている夫婦が一定数いるという事実。
個人的にはちょっと残念な気持ちもありますし、そういった人たちが少しでも減れば良いなと考えております。
せっかく結婚してパートナーとして生活していくわけですし、妥協(諦めたり)してほしくないです!
育児のスタイルは夫婦それぞれあれど、その夫婦にとってよりよい育児ができるヒントになれば幸いです!